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発見の遺体、伊藤さんと確認 頭と足に撃たれた跡

発見の遺体、伊藤さんと確認 頭と足に撃たれた跡
2008年8月27日23時23分

 アフガニスタン東部で日本のNGO「ペシャワール会」(本部・福岡市)の伊藤和也さん(31)=静岡県掛川市出身=が武装グループに拉致された事件で、山本一太外務副大臣は27日夜、外務省で記者会見し、日本人男性とみられる遺体が同日発見され、伊藤さん本人であることを確認したと発表した。NGO職員の拉致という衝撃的な事件は、発生翌日に最悪の結末を迎えた。

 山本副大臣によると、日本時間27日午後4時24分ごろ、アフガン内務省から日本大使館に日本人男性とみられる遺体を発見したとの連絡があった。遺体は同5時半ごろ、ナンガルハル州の州都ジャララバードに搬送され、同9時20分、遺体が収容された病院で日本大使館職員がペシャワール会の医師らとともに遺体を確認した。顔やひげなどの身体的特徴や衣服などから伊藤さん本人と確認した。

 遺体の発見場所や死因など詳細は確認中としているが、政府関係者によると遺体には銃で撃たれた傷があるという。遺体は28日中にもカブールに搬送され、検視が行われるという。

 山本副大臣は「アフガニスタンの国民のために志と情熱を持ってNGO活動に従事してきた立派な方が、こういう形で命を落とすことを大変残念に思い、やり場のない怒りを感じる」と述べた。

 バンコクで27日に記者会見したペシャワール会の現地代表、中村哲医師によると、遺体が見つかったのはジャララバードの北北東約40キロのダラエヌール渓谷。伊藤さんが働いていた試験農場のあるブディアライ村から歩いて1時間ほど離れた場所とされる。

 同会の現地組織ペシャワール・メディカル・サービスの副院長が確認したところ、頭と足を撃たれていたという。犯行グループが地元警察らの捜索から逃れる際に射殺したか、銃撃戦に巻き込まれた可能性がある。

 伊藤さんは26日午前6時半(日本時間同11時)から同7時(同11時半)ごろにかけて、ダラエヌール近くで、自動小銃で武装した4人組に襲われ、運転手とともに拉致された。運転手は間もなく救出。警察や、会が支援してきた地元住民らが伊藤さんの行方を捜していた。

 地元警察などによると、警察部隊は26日、山中で犯行グループを発見して銃撃戦となり、1人を逮捕。この容疑者は伊藤さんの殺害を認めているといい、27日は供述を元に残る犯行グループの潜伏場所を特定して捜索していたところ、日本人らしき遺体を発見した。

 アフガン東部で活動する反政府武装勢力タリバーンの一派を名乗るムルバイ・ムニブラ司令官は27日、朝日新聞に対し日本人を拉致したことを認めたが、「我々は政府側へ何らかの要求をするための人質にするつもりだったが、日本人は政府側との銃撃戦に巻き込まれて死亡した」と述べ、意図的な殺害との見方を否定した。


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この記事のコメント

なんか、やりきれないですね。
現地に出向いて、復興をできる範囲で手伝おうという人々が犠牲になるのは。
政府は、アメリカの言いなりではなくて、こういう人たちの活動を助ける方途を国際貢献策として検討すべきじゃないでしょうかね。
事なかれ主義のはびこる中で、自分の意思で、他人を助けるために苦労をしに出かけた尊い命が奪われる・・・
2008-08-29 Fri 10:56 | URL | 悪魔君 #-[ 編集]
日本政府に何を言っても無駄でしょうね。日本政府愚自民党議員団は外交はヘタレ害務書に丸投げですから、政府が復興支援のNGOの支援なんてできません。ヘタレ害務省の方針は国益よりも省益,部課益、個人益優先ですから省益を無視してまで復興支援などやりません。その気があるなら真っ先に害務省職員が乗り込むべきなんですが、いつも民間の後追い。歯がゆいですね。
2008-08-30 Sat 16:03 | URL | sittingwalker #-[ 編集]

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